明升体育

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2024年10月

総長っていったい何をしているのか、疑問に思っている皆さんも大勢いるかと思います。ここでは、私が日々取り組んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由闊達に紹介していこうと思っています。

 

 

10月23日

本日からタイ王国、シンガポールの2カ国訪問がスタートします。今回は1週間ほどの日程となっていて比較的長く名古屋を離れます。

初日の今日は、午前中に中部国際空港を出て、いったんシンガポールへ、そこから乗り継いでバンコクに到着、少しだけ中部の出発が遅れたのですが、全般的にはスムーズな旅でした。

万が一乗り継ぎで遅れて荷物が積み込めないと、着替えがないので、スーツを着ていた私はOKですが、普段着だった木村副総長、水谷副総長は明日から困るところでした。お二人をさんざんからかっていていたら、バンコクで私の荷物だけがなかなか出てこなくてヒヤヒヤしました。バチが当たったみたいです。

明日からは、非常に厳しい日程です。今晩はトークの準備で遅くなりそうです。

 

 

10月19日

本日はホームカミングデイ本番でした。天気が心配されたのですが、案の定午後には雨模様になってしまいました。残念。

今年は、朝イチ8時30分集合、午後に豊田講堂で行われる「明升体育の集い」のリハーサルからスタートです。去年は学内を散歩するというイベントがあったのですが、今年は朝はリハのみ、だいぶ楽でした。

お昼を挟んで、全学同窓会評議員会?懇談会がありました。各部局の代表の評議員の方が集合され、また関東支部、関西支部、遠州会、岐阜支部の方々も参加され大人数での会合となりました。議長は伊藤義人全学同窓会副会長が務められ、1時間半ほどですが、交流を深めることができたと思います。なお、今回を以て18年間務められた評議員を退かれることとなった立川武蔵先生、長年のご貢献感謝いたします。ありがとうございました。 

午後1時半から、いよいよメインイベントの「明升体育の集い」です。私と柴田全学同窓会長のご挨拶の後、国際交流貢献顕彰の表彰です。昨晩お会いしたばかりの3名の方、バトボルドさん、カシェムさん、ワチャワルクさんに賞状と記念の豊田講堂3Dレーザークリスタルをお渡ししました。 

続いては、NU3MTの表彰とプレゼンです。今回の受賞者、工学研究科D3の沖田ひかりさんと生命農学研究科D3の前田明里さんに、まずは私から小さなトロフィーと副賞の目録を差し上げました。そのあと、お待ちかねのプレゼンです。今回は、当日に上映させていただいたものと同じ研究室からの応援ビデオを流し、その後に3分のプレゼンがスタート、お二人とも素晴らしい出来栄えでした。聴衆のみなさんも満足いただけたのではないでしょうか。大きな拍手でした。この表彰式の模様、またNU3MTの模様、今月中はオンラインで視聴できますので、是非ともご覧ください。 

休憩の後は名フィルによるベートーベンの交響曲第九番全楽章の演奏です。指揮者は昨年に引き続いて松井慶太さん、ホームカミングデイ20周年記念に相応しい選曲だと思います。4楽章の歓喜の歌の合唱は、こちらも昨年に続いての登場となる混声合唱団明升体育コール?グランツェが担当、美しいハーモニーを響かせてくれました。なお、4名のソリストのうちテノールの本多信明さんは本学の卒業生です。素晴らしい声量でした。 

20周年記念として、今回はさらに豊田講堂の前にキッチンカーを配置して、飲食ができるmeidai SAKEテラスという企画が行われました。こちら雨に祟られて本当に残念でした。それでも多くの人に集まってもらい、ピラミッド研究で有名な高等研究院の河江准教授のトークとピラミッドの投影に続いて、鏡開き?ふるまい酒、こちら私と指揮者の松井さん、さらに松尾機構長と木村副総長(同窓会幹事)が担当しました。その後、松井さんと30分ほど対談させてもらいました。大学とオーケストラ、多くの人を率いていくことの大変さなどについてもお話ししたのですが、概ね私が音楽について聞きたいことを思う存分聞く企画になりました。聴衆は楽しんだかどうかわかりませんが、私は大満足です。 

ホームカミングデイ、毎回準備が大変だと思います。今年は特に20周年で大掛かりでした。準備に奔走いただいた事務の皆さん、ありがとうございます!

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10月18日②

本日夕方には、明升体育在外卒業生との交流会がユニバーサルクラブでありました。

こちら、ホームカミングデイに合わせて、卒業生?修了生から選ぶ国際交流貢献顕彰の受賞者を囲む会になります。

今回の国際交流貢献顕彰は、モンゴル国立大学法学部長のアマルサナー?バトボルドさん、バングラデシュ科学産業研究評議会(BCSIR)の最高戦略責任者?所長のモハマド?アブル?カシェムさん、そしてタイ王国タマサート大学教授で全学同窓会タイ支部長のシリポン?ワチャワルクさんの3名に差し上げることとなりました。バトボルドさんは法学研究科、カシェムさんは全学同窓会バングラデシュ支部からの推薦(会計担当を務められています)、ワチャワルクさんは全学同窓会タイ支部からの推薦になります。

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みなさん久しぶりの名大ということで、様変わりに驚いていらっしゃいました。在学中には、バトボルドさんとワチャワルクさんは法学研究科、カシェムさんは工学研究科に所属されていたとのことです。バトボルドさんとカシェムさんは名古屋を一緒に過ごした奥様もお連れでした。本学の留学生、本当にたくさんの方が本国に帰って活躍されていますが、今回の三人はその代表ですね。

名大への留学が縁となって日本との交流がその後もみなさん続いているようです。例えばワチャワルクさんのお二人のお嬢さんは今現在、日本の大学?大学院で学んでいるとのことでした。残念ながら、名大ではないようですが。

会は、柴田昌治全学同窓会長や松尾機構長、副総長らも出席して賑やかに行われました。

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10月18日①

今日は午前中にSTATION Aiの内覧会に行ってきました。

鶴舞公園の一角に新たに建設されたSTATION Ai、いよいよ今月から入居がスタート。グランドオープンの10月31日を控え、内覧会が催され、真新しい建物の中を、上から順に見せていただきました。

明升体育病院や名古屋市公会堂がよく見える7階にはホテルが入居しています。会員のためのジムも完備されています。3階までは会員のためのスペースになります。机と椅子ワンセットごとを最小単位として、テーブルごとにまとまったスペースや、区切られた部屋単位でも借りることができます。オンライン会議のブースも完備されていました。ちょっとしたものを作ることのできる工作室や3Dプリンタなども用意されています。

全体の構成は、上から降りていくと真ん中のスロープを挟んで0.5階ずつ下がっていくようになっています。障害のあるアーティストのアート作品を届ける株式会社ヘラルボニーのアート作品がそこかしこに展示されています。3.5階から下は市民が誰でも入れるスペースで、1階にレストラン、2階にカフェがあり、2階には託児施設や子供達が楽しめる「あいち創業館」も急ピッチで準備を進めているところでした。

国内最大規模、世界標準のスタートアップ、そして既存の企業も入居するオープンイノベーションの拠点がついに誕生しました。明升体育も先日、相互の施設や設備の有効利用によるスタートアップ支援に向けた基本合意書を締結したところです。愛知発のスタートアップ、オープンイノベーション、爆発的に加速されることを期待しています。

 

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10月15日

本日は、名古屋地方気象台の藤田司台長と塚本徹業務?危機管理官の方の表敬訪問を受けました。

名古屋地方気象台は、本山から大学とは逆側の坂を登ったところにあるそうで、60名ほどの職員が働いているとのこと、ほとんどが技官の方というのも印象的でした。話しの中で温暖化も話題になったのですが、今年の秋雨、本当に遅いですね、と申し上げたところ、大きく頷いてくださいました。桜の開花は早くなり、秋の訪れを告げる秋雨は遅くなる、日本は本当に熱帯化してきています。天気予報や雨雲レーダーの精度についても伺ったのですが、今後ひまわりの後継の衛星が上がれば赤外線の詳細なデータが得られるようになって、精度は劇的に上がるそうです。あとで調べたら2029年度中の運用を目指している、ということですのでまだ少し先ですね。

さて、本学には減災連携研究センターがあり、また伝統的に気象、水循環関係の研究も盛んです。気象庁に就職する学生も一定数いるようですが、是非今後連携を深めて、より多くの学生が志望するようになると良いなと思っています。

本日の帰宅途中、大学を出てすぐに金木犀の馥郁たる香りが漂ってきました。今年の秋では初めて気づきました。もう10月も真ん中です。私が子供の頃は、金木犀の香り、9月だったように覚えています。これも温暖化ですね。

 

 

10月11日

本日夜に、第3回目となるNU3MTをオンラインで開催しました。

NU3MT、正式にはNagoya University 3 Minute Thesis Competitionは、今年度に明升体育学術奨励賞を受賞した本学を代表する博士後期課程学生たちによる、たった3分間に濃縮された研究紹介のグランプリになります。3分間でいかに一般の方に自分の研究の面白さ、大切さを伝えるかが勝負になります。

今回の学術奨励賞受賞者は10名でした。各々の発表の前には指導教員や研究室の仲間たちからの熱く工夫を凝らした応援メッセージ動画が流れます。

今回も皆さん、素晴らしい発表でした。また研究内容も、重力波観測で宇宙の起源に迫る研究から、どんな空間よりも大きい無限次元を考えて有限次元の地図を作る研究、婦人科がんに対する新しい治療法の開拓、製造元や輸出先が本社と違う国にある場合に問題が起きたらどこの国の法律で裁かれるべきかを検討する研究、など本当に多岐にわたるものでした。

その中で、視聴者150名以上の投票結果によって選ばれたグランプリが、工学研究科博士後期課程3年の沖田ひかりさんによる生命の起源に迫る研究のプレゼンでした。研究の重要性、面白さが存分に伝わり、また自身の得た成果、そのインパクトもしっかりと話してくれました。

もうお一人、こちらは私が選ぶ総長賞ですが、私個人の採点では沖田さんと勝るとも劣らない発表がありました。生命農学研究科博士後期課程3年の前田明里さんによる、植物の概日時計に関する研究です。なぜか植物の時計は温度に鈍感なのですが、その理由を解明するという内容を、熱意とともにわかりやすく伝えてくれました。

過去2回の受賞者は全て男性だったのですが、今回は二人とも女性でした。10月19日土曜日のホームカミングデイ、豊田講堂で約1000人という聴衆の前で授賞式を行い、またお二人にはその場で模擬プレゼンをやっていただく予定です。こちら、オンラインでも放映予定ですので、ぜひご視聴ください。

なお、今回のNU3MT、全貌を

https://hcd.adm.nagoya-u.ac.jp/kikaku/event/202406/103/

でご視聴いただける予定となっています。10名のプレゼンと応援動画、是非ご覧ください。

 

 

 

10月10日

本日は、豊田章一郎全学同窓会前会長?トヨタ自動車名誉会長の胸像除幕式が豊田講堂で行われました。

豊田章一郎名誉会長は、ご存知の通り、豊田佐吉翁のお孫さんに当たり、トヨタ自動車の社長や会長を歴任、経団連の会長もされた日本財界を代表する方でした。昨年、惜しくも亡くなられたのですが、訃報が飛び込んできた2月14日の自由闊達通信にも書かせていただきました。

この度、豊田章一郎名誉会長の明升体育への多年のご貢献とご尽力、そして功績を後年までしっかりと残していくために、胸像を豊田講堂の中、勝沼精蔵元総長の胸像の並びに設置することといたしました。豊田講堂との関係で言えば、全学同窓会長として入学式?卒業式には欠かさずご出席いただきましたし、また2006年の大規模改修においては、豊田章一郎名誉会長のご尽力により、トヨタ自動車およびトヨタグループ各社からのご寄附をいただくことで、やり遂げることができました。私自身、初めて豊田章一郎名誉会長にお目にかかったのも、豊田講堂です。小林先生、益川先生のノーベル賞受賞記念レクチャーでお隣に座らさせていただいたことを思い出します。豊田講堂建設のために奔走された勝沼元総長と、大規模改修に力を注いだ豊田章一郎名誉会長が、豊田講堂の中で並ばれることは明升体育としても感無量であるとともに、大きな誇りであり喜びです。

豊田章一郎名誉会長には、明升体育基金設立にも関わっていただき、大きなご貢献もいただいています。日本のみならず世界を代表する経済人であった豊田章一郎名誉会長は、明升体育にとってまさに恩人という存在でした。胸像を豊田講堂に設置することで、後輩の学生たちを暖かく見守っていただき、また教職員、大学執行部を叱咤激励するとともに、明升体育の発展を見守ってもらえればと思っています。

今回の胸像除幕式では、明升体育が豊田章一郎名誉会長のご期待、深い母校愛に恥じない大学、人々の幸福に貢献する大学であり続けなければならないとあらためて決意させられました。

なお、除幕式にはご子息の豊田章男トヨタ自動車代表取締役会長にご臨席賜り、非常に心うつ祝辞をいただきました。全学同窓会からも柴田会長はじめ副会長の皆様にもご臨席いただきました。感謝申し上げます。

 

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10月9日

雨の日が続いて、急に涼しくなりました。寝冷え注意ですね。

今日は、シンガポール国立大学の産学連携の子会社であるエンタープライズから、3名のお客さんがありました。エンタープライズの中のTTIという組織の副所長であるムン?トー?マさんと、同じ組織のゲオック?ホン?スーンさん、ヨケ?ピン?ヨンさんです。

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知財の連携などに興味があるとのこと、まずは学術研究産学官連携本部の鬼頭雅弘教授らに説明をいただきました。その後、私と佐宗副総長(産学官連携担当)、水谷副総長(国際担当)の3名でお会いしました。

ただ実際に話してみると、炭素回収技術に興味があって国際連携を進めているということだったので、佐宗副総長に本学の関連する研究者を後ほど紹介するようにお願いしました。複数の大学や企業を交えての共同研究を行なっているそうなのですが、そこでの知財の扱いはなかなか難しいようでした。ただこれまでMITなどとの共同研究の経験が長年にわたってあるとのこと、いろいろ参考にできればと思っています。私は今月末にシンガポールを訪問する予定となっていますので、その際にはTTIの所長さんにもお会いできそうです。 

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10月8日

今週はノーベル賞週間、本日は物理学賞の発表でした。

この期間、毎日名大では発表に合わせてイベントを打っています。今回も、物理学ということで、素粒子物理学を専門にしている素粒子宇宙起源研究所(KMI)の井黒就平特任助教に素粒子理論の標準理論をテーマに30分ほどお話しをしていただきました。私はそれにチャチャを入れる役回り、全体のモデレーターはKMIの高橋将太特任助教が務めました。

しかし今回の受賞には、びっくりとともに、考えさせられました。AIの基礎を築いたということでプリンストン大学のジョン?ホップフィールド博士とトロント大学のジェフリー?ヒントン博士とが受賞されたのですが、お二人の業績である機械学習、ニューラルネットワークという分野は、旧来の物理学には入らないものです。情報、応用数学といったところになると思います。ノーベル賞には数学賞がないことはご存知の通りです。ですので、この分野の中でも物理学の考えを取り入れて業績をあげたお二人に賞が与えられたというあたりが今回の授与の理由になるのでしょうか。

最近でも、太陽系外惑星の発見や眞鍋淑郎博士の気候変動シミュレーションなどは、本来の物理学とは少し違うところでの業績だと思っています。「物理学」という概念が、分野間連系などが進んだ現代ではこれまでと大きく変わって再定義する必要が出てきているのかもしれません。これは物理学のみの問題ではありません。これからは、大学においても旧来の学問領域、英語でいうDisciplineを固定されたものとせず、ダイナミックに変動していくことへの対応が迫られているように思います。

 

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10月5日

本日は、本学陸上部が出雲全日本大学選抜駅伝競走、通称出雲駅伝に10月14日に出場するので、坂田平田ホールでの壮行会に出席してきました。

同じホールで二週間前に行った七大戦の閉会式では、最下位という残念な成績でしたが、今回は全国の有名大学に伍しての出場、快挙といえます。18年振りだそうで、昨年の全日本大学駅伝対抗選手権大会(通称伊勢路)に引き続いての出場になります。伊勢路の方は地元なので、昨年はスタート地点の熱田神宮に応援に行きましたが、今回の出雲はちょっと難しそうです。テレビでしっかりと応援させてもらいます。

関東の大学は箱根駅伝があることから、全国から強豪選手を集めていて、他地域と格段の差があります。そことはなかなか勝負できませんが、それ以外の地方は国立大学の出場もあり、ライバルになります。今回の名大、なかなかの強豪なので、国立大学4校の中では一番を取ってくれると思います。また、関西の私立大学の一部も破って東海地域の来年の出場枠を1から2に増やしてくれることが期待されます。頑張れ!皆さんも応援、よろしくお願いします。

 

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10月4日

雨が降って、湿度は高いものの気温が下がり、だいぶしのぎやすくなりました。ようやく秋の到来でしょうか。

今週は入学式の後は、外部の機関も含めて打ち合わせはあったのですが、まだオープンにできないものが多く、ここに書くことができないのが残念です。

そんな中、本日の打ち合わせの一つをご紹介します。学生の保護者に学生の成績をどのように伝達するか、という件になります。私が学生の頃は、大学生にもなって親に成績を見せるなんてことはありませんでした。しかし今は、保護者の知らない間に学生が成績不振に陥っているようなことがあると、大学が責任を問われかねませんし、支援が必要な学生も増えていますので保護者との連携が必要な件も多くなってきています。学生が成績不振に陥った時には速やかに保護者が知ることが望まれます。

これまでは、学生本人の承諾がある場合に限りますが、前年度1年間の単位の取得状況を6月頃に学生の連帯保証人に書留郵便で通知していたとのことです。しかし、これだと当然新学期4月の履修登録には間に合いません。問題があれば、その問題を抱えたまま新学期に突入してしまっていますし、保護者や学生支援の介入が遅れてしまいます。

そこで、電子化を進めて、春学期?秋学期ともに成績が確定した後比較的すぐに、例えば秋学期であれば3月中には、オンライン上で保護者の方が成績を閲覧できるようなシステムを導入することになりました。関わってくださった事務職員の皆さんに感謝です。保護者が状況を随時確認できることで、必要な支援が届くようになると良いなと思っています。

 

 

10月1日

今日は、秋季入学式を挙行しました。秋入学の学生が対象ですから、留学生が大多数を占めます。今回は、287名の入学者のうち留学生が231名、47カ国からの入学になります。

先日挙行した卒業式ほどではありませんが、民族衣装に身を包んだ学生もいて、緊張の中にも華やいだ雰囲気がありました。

式では、卒業式と同様、明升体育交響楽団のメンバーによるパッヘルベルのカノン、弦楽四重奏版を私たち大学執行部、研究科長?学部長らの入退場時に演奏いただきました。ありがとうございます。

今回は冒頭に総長の辞を述べました。さすがに総長3年目ともなれば、少しは慣れてきたように思います。それに引き続き、壇上役職員の名前を全部読み上げるのに少し緊張しました。読み間違え、アリそうですよね。昨年はしっかり間違えました。今年は大丈夫だったはずです。その後入学生総代の宣誓があったのですが、今回の文学部の留学生、しっかりと自分の思いを伝えていただきました。

一昨年から、秋季入学式では本学の卒業生?修了生の先輩から、祝辞をもらっています。今年は、ITbMの八木亜樹子特任准教授にお願いしました。ご自身の経験に基づいた素晴らしいメッセージ、新入生にきっちりと伝わったと思います。ありがとうございました。

入学式では総長はモーニングを着用するのですが、まだ気温は高いものの、豊田講堂内は思ったほど暑くなくて助かりました。数週間前だったら地獄だったかもしれません。

入学式、つつがなく終了しましたが、ご準備いただいた事務の皆さん、本当にありがとうございました。

 

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